freezing-death-finnish-winter-war

「Freezing Death – Finnish Winter War 」


1935~1940年に起こったソ連-フィンランド間の対立と、その結果により生起した冬戦争を扱うカード・ドリブンによるゲームです。
発行元であるLINDEN LAKE GAMES社の了解をいただき、和訳版のルールセットを無償公開いたします。なお翻訳はgoogle機能を使用して作成しました。

ゲームは抽象化されたマップで三つの戦線での押し引きを競うもので、平和期間も含め6ターンと比較的軽いゲームです(1プレイ1時間半程度)。
開戦前の戦力配備の時点から始まり、相手の出方を見ながらどの戦線に重点を置くかが重要となります。冬戦争特有のルール(マンネルハイム防衛線やモッティ戦術など)も簡単ながら再現されています。また第四の戦線ともいえる参戦判定表があり、状況によっては英仏の参戦で決着となる場合もあります。

2020年発売のゲームであり発行元に購入サイトがあります。
LINDEN LAKE GAMES (英語版サイト)http://www.lindenlakegames.com/english

またBoardGameGeekでは、10点満点中7.5点の評価です。
https://boardgamegeek.com/boardgame/277930/freezing-death-finnish-winter-war/forums/0

<FAQ>
以下はBoardGameGeekのフォーラムに掲載されたQ&Aを整理したものです。

Q1_#5( ロッタ・スヴェルドの支援)でユニットを補充し同時に移動させる事は可能か?また、敵のいるボックスに侵入できるか?(#51(日本との和平),#6(フィンランド・エストニア間の軍事協力)も同様)
A1_戦力を補充したユニットは移動不可能です。また、活性化されていないので敵のいるボックスには侵入できません。

Q2_#15(援護部隊)のソビエトボックスに隣接するフィンランドユニットとは、最前線に隣接したボックスのユニットのことか?
A2_いいえ。これはマップ上の赤いボックス、つまりソ連の初期配置ボックスに隣接するユニットのことです。最前線は関係ありません。

Q3_「5.ゲームの終了」で「各戦線の最も左側まで進出したソ連軍ユニットのいるボックスの得点を計算する」と書かれている。
ソ連軍ユニットが存在しない戦線の得点はどうなるか?
A3_そのときはフィンランド軍が最も右側まで進出したボックスの得点を獲得できます。

Q4_#35(地下共産主義者)のように、敵の戦力を減少させるイベントは最前線にも適用して良いか?また、それによって自軍の戦力を回復させる場合、同じ前線の自軍ユニットを補充しても良いか?
A4_敵ユニットの戦力減少は最前線にも適用できます。しかし、それによって最前線のユニットは補充できません。

Q5_#21(モッティ(浸透戦術))でスキーユニットが最前線の先のボックスに侵入した場合、スキーユニットが浸透したボックスは最前線と見なすか?
A5_いいえ。最前線とは見なしません。従って、スキーユニットに浸透されたままでも、ソ連の前線部隊は前進し、戦線を突破することができます。また得点の獲得はスキーユニットの存在に関係なく最も左まで進出したソ連軍の位置によって決まります。

Q6_#21(モッティ(浸透戦術))でスキー部隊が浸透しているボックスに、#48(ウクライナ予備軍)のイベント使って直接ユニットを置くことはできるか?
A6_いいえ。最前線ではありませんが、敵ユニットが存在するボックスに直接ユニットを置くことはできません。

Q7_マンネルハイムラインのあるボックスをソ連軍が支配したら要塞は破壊されるか?
A7_いいえ。要塞は破壊されません。

Q8_#47(装甲攻撃)の攻撃ボーナスが受けられる「制限なしに行動できる場所」とはカレリア地峡のみを意味するのか?また要塞レベル 3 のマンネルヘイムラインは対象外か?
A8_はい。言い換えれば装甲の5,6ヒットが適用される場合のみ、イベントによる攻撃ボーナスが適用されます。ただし装甲ユニット活性化はどのボックスでも可能です。

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