ツクダ版オリジナルのシナリオをベースとした改シナリオです。またそれに伴う差し替えユニットのデータシートを公開します。指揮官のユニット、データは別ページを参照下さい。
更新履歴
2020/8/15 追加ユニットのデータをPDFから画像データに更新
2020/9/6 艦隊データのサイズ変更およびユニット裏に白線追加
2020/9/12 同盟軍艦隊のユニットシート追加
2021/1/23 ラインハルト艦隊の誤記修正(タンホイザーの裏ユニット→xブリュンヒルト)
2021/9/9 シナリオをVer.13にupしました。誤字の修正、帝国軍指揮官の能力一覧追加
<シナリオ>
<ユニット>
バリンアント「ミュッケンベルガーのアスターテ」用です。
同盟軍の旗艦ユニットはオリジナルはTV版(アキレウス級)のデザインですが、劇場版仕様(アイアイース級)にしたユニットシートを作成しました。(元ゲームがあればなくてもokです。)また、本シナリオには使用しませんが他のシナリオ用に高速艦ユニットも付属しています。
<シナリオ説明>
ツクダのオリジナル版では当初、帝国軍の各指揮官を同時に行動させるルールが無く、原作のような迅速な移動が出来ませんでした。そこで同盟軍指揮官の能力を著しく低く設定することでバランスを取ろうとしていたように思います。
しかしアスターテを基準に他の同盟軍指揮官の能力も設定されたため、その後のシナリオにおける能力バランスが不自然なように感じられます。(帝国侵攻時の同盟指揮官の能力や、ランテマリオのパエッタが異様に弱いなど)
本来ならばレアケースであるアスターテには特別ルールで対応すべきかと思いますが、当時の情勢を考えると、なるべくめんどくさいルールは入れずにゲームを作るという目的があったのものと想像します(有名タイトルで衰退しているウォーゲームのすそ野を広げる)。
ツクダ版第二作目にて本シナリオの帝国軍をラインハルトの分艦隊とするルールが導入されましたが、同盟軍指揮官の能力は依然そのままでした。現実的には一度発売したゲームのレーティングを見直すことも難しかったのではないかと思います。
そこで分艦隊ルールの導入とともに指揮官の能力を見直し、同盟軍の硬直的な指揮は本会戦のみの特殊な状況として、行動制限ルールを加えたのがこのシナリオです。
同盟軍は(中央にいるはずの)帝国軍に向かって前進を強制されますが、チットを引く毎に解除チェックが可能なので無能な上司を説得するヤンやラップの気分が味わえます(笑)
またラインハルトやヤンという天才がいなければ同盟が夢想したダゴン星域の包囲戦は再現は出来たのか?という疑問から、ミュッケンベルガーが艦隊指揮官となった場合のシナリオをバリアントとして作成しました。